あおきんのブログ 

ぷちガーデニングと日々のあれこれ

#読書

零ならば壱足す歩み始めよう! 行く末までもわすれじの春

堀江貴文氏の「ゼロ」は昨年に読了。 今、職場の皆に回し読みだが勧めている。 読み終えた感想を自分の言葉にしてみる。 そんな大切さも教えてくれる本です。 「零ならば 壱足す歩み 始めよう! 行く末までも わすれじの春」 ちょうど3年前の大震災で、 全…

読書感想「ゆるく考えよう」(著者 ちきりん)

「ゆるく考えよう」(副題:人生を100倍ラクにする思考法) (著者 ちきりん、発行 イースト・プレス、定価¥1,300円 税別) ”おちゃらけ社会派”ブロガー ちきりんさんの初著作の本です。 この本は、宗教の本ではありません。 新しい知識を得る本でもありま…

読書感想「東京の副知事になってみたら」(猪瀬直樹 著)

「東京の副知事になってみたら」(猪瀬直樹 著、小学館新書 刊、700円+税) 帯には、「作家は、「行政の現場」でどう格闘したか」とあります。 副知事に就任しての3年間、作家としての想像力を基本にして、何を見て何を感じ、どう動いてきたのかが綴ら…

読書感想「空気と戦争」(猪瀬 直樹 著)

今回は、「空気と戦争」(猪瀬直樹 著、文春新書 刊、定価:本体710円+税) を紹介します。 この本は、'06年に東京工業大学の学生への講義を元に編集されたものです。 「時代に流されずに生きるとは?」のテーマを、昭和の時代に起きた日米戦争に 関する歴…

読書感想「ジミーの誕生日」(猪瀬直樹 著)

追記:2011年12月10日単行本(税込¥630円)がでました。 タイトルを「東條英機 処刑の日」に変更したそうです。 「ジミーの誕生日」(猪瀬直樹 著、文芸春秋 刊、定価¥1,429円+税) ”皇太子明仁の誕生日になぜA級戦犯7人は処刑されたの…

読書感想「この国を出よ」(著者:大前 研一、柳井 正)

読書感想「この国を出よ」(著者:大前 研一、柳井 正 発行者:森 万紀子 発行所:小学館 定価:¥1,470円 ) プロローグ「もう黙っていられない」(柳井 氏)で始まるこの本は、とても過激です。 若者へ語る内容ですが、実は、年金受給者へも語りかけ…

読書感想「光媒の花」(道尾 秀介 著)

「光媒の花」(道尾 秀介 著 集英社 刊 定価 ¥1,470円) 「過去・畏れ・嘘・葛藤・誤解・希望」をテーマにした全編6章からなる作品です。 ”なるほどね!”との技巧的な部分もありますが、 本当のところは、”救済は、自ら気付くこと”を伝えたいのだと…

読書感想 「将棋の子」(著者:大崎 善生 発行:講談社文庫)

「将棋の子」(著者:大崎善生 発行:講談社文庫 ¥590(税別)) この本は、だいたひかるさんが、先月、ブログで紹介していたので、 読むことにしたものです。だいたさん、ありがとうね! さて、この本は、2001年5月に、単行本として刊行され、 第23回…

読書感想 詩集「くじけないで」(柴田 トヨ 著)

「くじけないで」(著者:柴田 トヨ 発行:飛鳥新社 定価:952円+税) 彼女は、1911年(明治44年)6月26日、栃木に生まれる。 夢は、「自分の詩集が翻訳され、世界中の人に読んでもらうこと。」だそうです。 とっても、すてきな夢だと、僕は思い…

読書感想「検察の正義」(郷原信郎 著)

久々の読書感想です。 紹介する本は、「検察の正義」(郷原信郎 著 ちくま新書 \720円+税)です。 前著書「思考停止社会 ~「遵守」に蝕まれる日本」の感想文はこちらです。 ( http://blogs.yahoo.co.jp/aokin248/60812628.html ) 前回の感想文で、一部の…

読書感想。素敵な、働くお母さんへ、この本をお勧めします!

今回、紹介するお勧めの本は、次のタイトルです。 「何をやってもダメだった私が、教わったこと。 気づいたこと。 実行したこと。」(渋井 真帆 著 定価1,500円税別) ところで、「お母さんは会社から帰ってくると、いつも不機嫌だよね?」と、お子さんから…

読書感想「成功は一日で捨て去れ」

「成功は一日で捨て去れ」(柳井 正 著 新潮社 定価\1,400円 税別) この本は、ユニクロの会長兼社長の柳井さんの著作です。 内容は、2004年から2009年にかけて社内全員に発信した「新年の抱負」を基に、その時々のユニクロの悪戦苦闘していた日々が書かれて…

読書感想文「思考停止社会」(郷原 信郎 著)

講談社現代新書「思考停止社会 「遵守」に蝕まれる日本」(定価740円 税別) 郷原さんは、昨年の総選挙の前後、よくテレビ出演していた人でした。 報道される事件について、その報道機関の報道する姿勢も含め、法律の原則に照らし合わせて、客観的な視点…

読書感想「ブラックペアン1988 上」(海棠 尊 著)

講談社文庫「ブラックペアン1988 上」(海棠 尊 著)は、定価419円(税別)です。 上巻を読んだ時点での感想文です。 もうオネムの時間なので、簡単にある場面を2つ、紹介します。 ひとつは、次の文章。 「単調な繰り返しがほとんど無意識レベルにな…

我孫子武丸 著「弥勒の掌」を読んで

「弥勒の掌」 (我孫子武丸 著 文春文庫 定価:本体552円+税) 久しぶりの読書感想文です。 いくつかの本は読んでいたのですが、今回の本を読んで以降、この本の感想文を書こうか書くまいか、 逡巡していたため、その他の本の感想文についても、筆が進ま…

都会の真ん中で黄昏るあおきん

会議が終わり、飲み会もなしの帰り道、歩道橋にてパチリ。 夕闇せまる都会、信号待ちの車のヘッドライトが並ぶ街。 黄昏(たそがれ)ているのは街ではなく、僕の方かもしれない! と思った一瞬でした。 そういえば、昼食を食べていないことを思い出した。 宴会…

夏休みの読書「外科医 須磨久善」(海堂 尊 著)

ブログは夏休みといいながら、自分の好き勝手な記事をいくつか投稿してしまった。 ブログの良いところでもあるが、反省をしつつ、少しはまともな記事を書いた方が良いと思ったので、今回は読書感想を記事にします。 その本は、「外科医 須磨久善」(海堂 尊 …

夏休み特別号・読書感想「思考の整理学」

ブログは夏休み中(笑)ではありますが、お勧めの本を紹介します。 「思考の整理学」 (外山滋比古 著 ちくま文庫 定価520円+税) 帯には、「2008年大学生協調べにより 東大・京大で一番読まれた本」とあります。 第一刷発行は1986年4月ですから、…

読書感想「新・資本論」(堀江貴文 著)

「新・資本論」~僕はお金の正体がわかった~ (堀江貴文 著 発行:宝島社新書) 補足事項:定価は、本体648円+税。173頁。 値段も手頃で、頁数もそんなに多くないので、気軽に購入、読破出来ると思います。 薄い本ではありますが、中身はずっしりと…

読書感想「世界は分けてもわからない」(福岡 伸一 著)

この時間、もう外では、蝉や鳥たちが鳴きはじめました。 歳のせいではなく、暑いからだと思うのですが、早起きしてしまったので、久々に読書感想を記事にします。 「世界は分けてもわからない」(福岡 伸一 著 発行:講談社現代新書) 本の帯には、以下の紹…

永井淳さんを偲んで

僕は、永井淳さんとは一度もお会いしたことはありません。 しかし、中学生の頃からなので、すでに30年近くも、彼の業績、功績の恩恵を受けています。 僕なんかがこのような記事を書くのは、はばかれるのですが、感謝の気持ちを表したいことをご理解くださ…

読書感想「検索は、するな。」

今回は、「検索は、するな。」(安田 佳生 著 サンマーク出版 定価:1,2000円+税)を紹介です。 本の帯に副題のような記事も書かれています。 「「千円札は拾うな。」で話題を呼んだ、思考の錬金術師・安田佳生が明かす、「マグマが出るまで考える」技術と…

梅雨の読書「動物と向きあって生きる」を読んで。

梅雨の読書「動物と向きあって生きる」 (旭山動物園獣医 坂東 元 著 & あべ弘士 絵 :角川文庫) 「著者は、86年から旭山動物園に勤務。副園長として、動物園全体の運営や施設作り、飼育係の人達をまとめていく他、飼育展示係長や獣医の役割も担っている…

晴耕雨読の日々に「<旭山動物園>革命 小菅正夫 著」

「<旭山動物園>革命 ― 夢を実現した復活プロジェクト」(小菅正夫 旭山動物園園長 著)は、 角川ONEテーマ21シリーズで発刊された本です。 初版は、2006年2月10日です。 平易で読みやすい文章、飾らない内容なのに、だからこそなのか、そこに…

最近の政治事件に関する主張、2件を紹介します。

今月、野党の党首の秘書が逮捕された事件で、多くの著名な方がネットで記事を掲載しました。 24日に起訴されたことで、真相は裁判所で明らかにされていくことになるのでしょう。 つまり、現段階では、まだニュース報道されている内容は、ほとんどが噂話の…

ポトスに寄せる思い

https://keyword.blogmura.com/key00015240.html ← [ポトス] ブログ村キーワード 今日は、「「ポトスライムの舟」を読んで」の記事のその後のお話です。 ( http://blogs.yahoo.co.jp/aokin248/58655166.html ) サトイモ科の植物の一種のポトスは、蔓性の植…

「ジェネラル・ルージュの伝説」の紹介です。

映画「ジェネラル・ルージュの凱旋」が封切られたようです。 評判も前作(チームバチスタの栄光)以上とのことですが、僕はDVDチェックとする予定です。 そのような形で待つのを楽しみにします。 さて、映画上映に合わせて、掲載した「ジェネラル・ルージ…

「ポトスライムの舟」を読んで

https://keyword.blogmura.com/key00015240.html ← [ポトス] ブログ村キーワード 「ポトスライムの舟」(津村記久子 著 第百四十回芥川賞受賞作)を読んでの感想文。 「ヤドクガエルの毒」とか、「東京オリンピックの開会式」の話を文章中にはめ込むのは、ち…

「反貧困 ―「すべり台社会」からの脱出」を読んで

反貧困 ―「すべり台社会」からの脱出 湯浅 誠 著 定価(本体740円+税) この本を読む前までは、派遣労働者が働くということは次のように考えていました。 ある人は、自分の専門的な技能・能力を高めるために、その道を歩む。 また、ある人は、一生を一つの…

「竹中 平蔵 著 竹中式マトリクス勉強法」を読んで

この本は、幻冬舎から950円+税で出版されています。 竹中さんを一度だけ、街頭でお見かけしたことがあります。 何年か前ですが、テニスの試合の観戦のため代々木駅前にいたときのことです。 選挙カーが現れて、彼が選挙に立候補したので応援してください…