あおきんのブログ 

ぷちガーデニングと日々のあれこれ

我孫子武丸 著「弥勒の掌」を読んで

イメージ 1

弥勒の掌」 (我孫子武丸 著 文春文庫 定価:本体552円+税)

久しぶりの読書感想文です。
いくつかの本は読んでいたのですが、今回の本を読んで以降、この本の感想文を書こうか書くまいか、
逡巡していたため、その他の本の感想文についても、筆が進まなかったのです。

なぜか?なぜに、感想文を書くことに迷っていたのか?

それは、この本を読み終わったときの一番の感想にあります。
「こんなのミステリーでも何でもないゾ!作品に値しない!新人作家以下の駄作だ!」
と呆れてしまったのです。(訂正前:腹が立ったからです。)

本の帯に次のように書かれています。
空前絶後の驚きを編集部完全保証!!これが、現代ミステリーのNo.1です。」

でも、その後、よくよく考えてみたら、僕は、この本を解説も含めて、最後まで読んでいたのです。
ミステリーを読み進めていく中で、くだらなければ、途中で止める決断は出来たのです。
それでも、最後まで読んでしまった自分に腹を立てても仕方がありません。
「騙された!」をどこに向かって言えば良いのでしょうか?
もしかすると、このことが現代ミステリーなのだろうか?
この1冊だけで、著者、他の作品を否定するわけではありませんので、誤解なきように。

まあ、今の日本の状況とどこか似ているような気がするな!の意味では、No.1かもしれませんね。
文春文庫もこの程度なのでしょうかねえ?

ようやく、感想文を書くまでに冷静さをもてるようになったので、今回の記事とします。
さて、あなたはどうしますか?

弥勒の掌」に乗ってみたくなったら、以下のリンクのクリックをお願いします。
http://widget.blogram.jp/images/bgButton1_whi.gif
下のリンクをクリックしてください。
blogramランキング参加中!

★「日本ブログ村ランキング」に参加しました。ポッチとお願いします。★