あおきんのブログ 

ぷちガーデニングと日々のあれこれ

昨日の職場での出来事は…

「ねえ、聞いて、聞いて!さっき、さあ…」と、客がいない時、受付に話にいった。
「何ですか?」と”また来たか~”というような素振り。
”お客さんが来ないからといって、そうそう話しかけにくるほど暇なんですか?”
と思われているのかもしれない。(苦笑)
 
「さっきね、受付に人がいなかったから、奥のこちらまできた人がいたんだ!」
けっして、受付の人を責めているのではない事を強調しながら、丁寧に話す。
「おそらくアラサ―の女性でね、目がクリッとして、きれいな人だったんだ!
話しかけている相手を尊重しながらの言葉って、とても難しいです。(苦笑)

「へえ~!それは良かったじゃないですか」との反応。
少しは気持ちが楽になった。
「そうなんだ。でね、彼女は、皺くちゃになった紙を僕に見せたんだ。」
「…」
「僕は、すぐさま、”その用紙を再発行してもらいたいんだ!”とわかったから、
 その仕事をしたんだよね!」
「美人とみると、いつもより仕事は早そうですね!」なんて、軽口を言われた。
「えへっ」と言い、ニコリとして見せる。
「椅子に座ってもらってね、再発行に必要な書類に記入の案内をしたんだ。
 彼女が記入している間に、仕事を済ませたよ!」と、ちょっと誇らしげな表情で。
 
ここで、疑問を抱かせたら、この会話は失敗。
だから、すぐさまに、言葉をつなぐ。
 
「再発行した用紙を彼女に渡したら、素敵な笑顔をしてくれたんだ。
 胸がキュン!となるくらいっだった。」と、思い出すような顔をしてみた。
セクハラやパワハラの類と受け取られない言葉使いも、難しいですよね。(爆)
「本当にうれしそうですね!今日は、良い日になったじゃないですか!」
「そうなんだ。本当にうれしい。 それに、一つ学んだことがあったしね!」
「何々ですか?それって?」
「それはね…。 彼女が帰り際に、僕にとっても素敵なお礼をしてくれたんだ。」
「…」
「彼女が、左腕を横において、右手で、こうやって、縦に3回も振ってくれたんだ!
 だから、僕も同じ仕草をしてみたんだ。お互い、にっこりとしてね!」
「えっ!それって…」と言葉が続かない…。
僕は、もう一度、ニコッとしてみせた。
 
「やさしさは臆病者の言い訳と 言われてもなお 僕は信じる」
 
”そういえば、「ER(救急救命室)」で、そんな仕草をした外科医がいたなあ!”
と、一瞬にして思い出した。
僕は医者ではないけれど、”この仕事をしていて良かった!”と、思う一コマでした。