あおきんのブログ 

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DVD映画感想「劇場版 フランダースの犬」

DVD映画感想「劇場版 フランダースの犬
 
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大人用のアニメでした。
逆にいえば、お子様には見せてはいけないアニメかもしれません。
最初の5分で、全てが理解できる作りではあるけれど、
そこがまたいいとも思った。
 
身分制度が厳然と存在しているからこそ、お互いが助け合う社会。
社会保障等がまだ浸透していない社会では、今よりも死が身近だった。
無力感と隣り合わせで生きる上では、優しさが美化される。
 
「もう疲れたよ」とか「もうこれで十分だよね」という諦めは、
それはそれで幸せな事だったかもしれない。
そこには、宗教を基盤とする救いがあるだろうから。
 
このアニメのような時代があったということを知ることは大切。
でも子供には、そこまでは理解できないと思う。
 
では、今の時代、何に救いを求めればよいのでしょうか?
 
「優しさだけでは、生きてはいけない。
強くなければ生きていけない。
でも、優しくなければ生きる資格はない。」
 
そんなフレーズを思い出した映画でした。
 
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