その先にある事なんて見えないが…

仕事の合間、次に取り掛かる前のほんの１、２分のことです。

「やっぱり、怒りたい人は何につけても怒るんだと思う。
文句を言いたい人は、ちょっとしたことにも文句をつけるんだ。
でも、感謝の気持ちがあふれている人もわかるよ！
目を見ればわかるんだよね。」と、隣の人に話しかけてみたのです。

「それって、先週も言いましたよ。」
ニコリとした彼女は「も・し・か・し・て、若年性ですか？」とお腹を抱えて笑ってくれました。
僕は、タジタジとした。

次の場面を思い出したからです。
週末のテニスの練習会では、ひとまわりも上の方々と雑談をすることがあります。
先輩方の話では、時々、同じ話題となり、僕は彼女と同じ気持ちになることを思い出したのです。
僕は、何も言いませんけれどもね。怖くて言えませんよ。（笑）

そして、一回りも年下の彼女からみれば、僕もおじさんなんだろうなあ！と思ったのです。（爆）

「肝心な事は云えずに…　夏は来る」　な～んてね。（苦笑）

そして、帰りの電車の中で、次のように考えました。
今の僕は、答えを探しているんだ！と。　その答えはなんだろうか？と。
数をこなした中から得られる上達の問題なのか？
壁を乗り越え、一段上の領域の事なんだろうか？　等など。

「その先にある事なんて見えないが　霞が晴れる時は来るよね！」

でも、自分のことばかり考えていてはいけないことに気付きました。
なぜならば、目の前にある事実からは目をそらすこともできないのだから。
そうして、終点の駅に着いたときに、今時点の答えを見つけました。

「怒る人　蔑む人もいる前で　弥勒の笑みをしている勇気」

弥勒菩薩の微笑は、アルカイク・スマイルというそうです。
菩薩というよりも大仏に似ているんじゃないの？　と言われそうですが、（笑）
大仏さんでもいいから、何かに例えられるように仕事をしてみよう！と思いました。
でも、まずは、今夜の新宿での飲み会では飲むぞ！（笑×２）