あおきんのブログ 

ぷちガーデニングと日々のあれこれ

ささやくは海辺の二人、虫の音が

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副題:DVDアニメ「海がきこえる」の感想です。

海がきこえる』(うみがきこえる、英題:The Ocean Waves)は、氷室冴子による小説、
またそれを原作にスタジオジブリが制作したアニメーション作品、テレビドラマ。
原作小説は現在、徳間文庫刊。
高知市を舞台にした、東京からの転校生・武藤里伽子に恋をする、
街を出たことの無い高校生・杜崎拓の物語である。(引用:Wikipedia  海がきこえる

DVD裏のあらすじに「二人が再開する吉祥寺の駅」の言葉にひかれ、見ることを決めました。
実は、僕にとって吉祥寺は、とても深~い思い出があるのです。

予備校生のとき、住み込みのバイトをしていたのが吉祥寺。
知り合いになった成蹊大学に通学する人に誘われ、英文学教授のスミスさん(?)の
自宅で開かれたパーティーに出席、初めて飲んだワインのこと。
そして、バイト中にすれ違った成蹊大学に進学した高校のマネージャーに挨拶できなかったこと。
集金先の大きなお家のおばさんから、「若い時の苦労は買ってでもするのよ」と励まされたこと。
間違えや失敗ばかりの10代終わりの経験、思い出たちのこと。
そんなこんなで、高円寺にある予備校に通う1年間、吉祥寺の駅を利用していました。

そういえば、井の頭公園の奥にあるテニス場で、20歳代の後半頃、
何度かテニスの団体戦に誘われたこともありました。
また、情報処理等の試験を受けたのも、その大学でした。

と、まあ、僕のことは置いておいて、このDVDレンタル「海がきこえる」をお勧めします。
ジブリ作品なのですが、若手が一切を仕切っての挑戦作です。
また、15年以上も前の作品なので、現代の事情に通用するかはわかりません。

でも、僕にはぴったりでした。
当時の思い出にすがりたいから言っているのではありません。
人それぞれに経験する出来事、思い出があると思います。
そこから卒業するためであり、当時よりもなお一層、今を一所懸命に生きていく
再確認ができたと思えたのです。

なお、DVDには、映像特典として、作品にかかわった人たちの対談を見ることができます。
高知県のロケ風景を再び歩いてみたりする映像も織り込まれています。
こちらのほうも、なんだかんだと思いつつ、最後まで見てしまいました。(笑)
(せいぜい10分程度の特典映像だと軽く見ていたので…。)

ということで、今夜の短歌は、ちょっと大人の雰囲気で詠んでみます。

「ささやくは海辺の二人、虫の音が…、秋風一夜百千年に」

ちなみに、「秋風一夜百千年」は一休和尚の言葉から頂戴いたしました。
(参考:Wikipedia 一休和尚(一休 宗純))

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